曇りの日の方が紫外線が強いのは本当か?時間による量と種類や違い


晴れの日よりも曇りの日の方が紫外線が強く、日焼けするって聞いたことありませんか?

はたして本当なのでしょうか?

また、時間帯や場所による紫外線の強さや紫外線の種類、違いについてもご紹介していきます。

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曇りの日の方が紫外線が強いのは本当か?

晴れの日よりも曇りの日の方が紫外線が強いって耳にすることってありますよね?

灼熱の太陽が照り付ける日より紫外線が強いなんてことがあり得るでしょうか?

基本的にはあり得ないです。

快晴の日を100%としたときの天気による紫外線の強さの度合いは

晴 れ:約90%
薄曇り:約85%
曇 り:約60%
 雨 :約30%

となっているので、基本的には雲が少ない天気の良い日の方が紫外線は強いです。

しかし、ごくまれに薄曇りのときに快晴の日以上に紫外線が強くなる場合があります。

それは薄曇りの日に雲の間から出た光が物質とぶつかり反射や屈折し『錯乱光』となり、『直接光』に加わって地上に降り注ぐためです。

ですので、答えとしては、
基本的には晴れ、曇り、雨の日の順で紫外線が強い
しかし、薄曇りで雲の間から太陽がのぞいている日は例外的に晴れの日よりも紫外線が強くなる場合がある。
というのが正解になります。

つまり雲の日でも油断はしてはいけないということです。

ましてや雨の日でも紫外線は地上に届いているので、天気に関係なく紫外線は地上に降り注いでいるということを覚えておきましょう。

紫外線の季節や時間帯、場所による量

続いては、『季節』『時間帯』『場所』による紫外線の量や強さをご紹介していきます。

〇季節による紫外線の量や強さ

紫外線は夏の時期の7月、8月が強いのは当然ですが、中でも7月が1年のうちで最も強くなっています。

しかし、注意すべきは5月と8月の紫外線量が変わらないということ。

夏に紫外線対策をする人は多いかもしれませんが、5月から夏と同様の紫外線が降り注いでいるので注意しましょう。

〇時間帯による紫外線の量や強さ
夏場は10時から14時の間が紫外線量の多い時間帯であり、最も紫外線量が多い時間は12時になります。
冬場も夏場と同じく10時から14時の間が紫外線量の多い時間帯ですが、最も紫外線量が多い時間は11時なります。
紫外線が最も強い時間は、気温が高くなる13時や14時頃だと思っていませんでしたか?
紫外線が地上に降り注いで温めてから気温が上昇していくため、気温のピークである14時頃より少し前に紫外線量のピークがくることを頭に入れておきましょう。

〇場所による紫外線の量や強さ
太陽から直接降り注ぐ紫外線に加えて、反射した紫外線が加わることによって紫外線量は変化します。
つまり、反射率が高い場所ほど紫外線量は多くなるということです。
雪焼け』という言葉を耳にすることがあると思いますが、冬の寒い時期は紫外線量も少ないにもかかわらずスキーやスノボーをしに雪山に行くと雪焼けしてしまうのは、この反射率が
原因となっています。
ですので、太陽から降り注ぐ紫外線だけでなく、場所による反射率も紫外線量に影響するので、覚えておきましょう。

紫外線の反射率
・新    雪:80%
・砂    浜:15~20%
・水    面:10~20%
・アスファルト:10%
・芝 ・ 土 :10%以下
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紫外線の種類と違いとは?

紫外線の長さには種類があり、波長の長さで『A波(UVA)』『B波(UVB)』『C波(UVC)』に分けられています。

A波が最も波長が長く、C波が最も波長が短くなっています。

波長が短いほど身体への影響力が強いのですが、地球を取り巻くオゾン層によってカットされているため、地上に届いているのはA波B波になります。

近年は環境破壊によってオゾン層の破壊が進んでおり、標高の高い山ではC波も観測されているようですが、普段の生活をするうえでは気にしなくても問題ありません。

そこで、地上に届いているA波とB波の違いについて説明したいと思います。

〇A波について
地上に降り注いでいる紫外線の約90%はA波になります。
近年の研究でシミしわの発生に大きくかかわっていることが分かってきました。
B波ほど影響力はありませんが、波長が長いため、肌の奥深くまで到達します。
また、雲やガラスを通り抜けやすい性質のため、曇りの日や室内にいるときでも対策が必要になります。

〇B波について
地上に降り注いでいる紫外線の約10%がB波になります。
皮膚を赤く炎症させ、日焼けの主な原因となっています。
また、エネルギーが強く、A波の100~1000倍強いとされており、皮膚がんの原因にもなっています。
但し、A波と異なり波長が短く、遮られやすいため、直射日光に当たらなければある程度防ぐことが可能です。

紫外線に関するまとめ

晴れの日よりも曇りの日の方が紫外線が強いという噂は、基本的には間違いだと分かりましたね。但し、条件が重なると晴れの日よりも強くなることがあるということも覚えておいてください。
曇りの日でも紫外線対策は必要です。
その他の時間帯や場所による紫外線の強さや紫外線の種類、違いについても参考にしてください。

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